今日は、地元の催事につき無料ということで、世田谷文学館の世界中で愛されるリンドグレーンの絵本に行ってきました。実際に、地元のお祭りを前でやっていました。
感想 §
躍動感があって、身体から演技しているような絵が多く、なぜ宮崎駿らがピッピのアニメ化を目指したのか分かる気がします。結局、実現していませんけど。
それはともかく、イロン・ヴィークランドの絵だったと思いますが、ともかく視線の演技が完璧にできているのが驚きどころ。実に見事。視線の演技とは、その人が何を見ているのかを明確にすることで、その人の置かれた状況や何をしているのかが見えてくること。もちろん、絵の中に「見えているもの」が含まれるとは限りません。仮想上のカメラマンということもあり、もちろんその場合はカメラとカメラマンは写りません。ちなみに、自分がPoserで3DCGをレイアウトする場合に最も注意しているのが視線です。
それから、ローレン・チャイルドだったと思いますが、可愛くないピッピの顔がとても印象的でナイス。秩序をぶっ壊してくれそうな女の子ですよ。こういうのは逆に好きだなあ。